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オール電化・IHクッキングヒーター

オール電化 IHクッキングヒーターとは?

IHクッキングヒーターとは、IH(Induction Heating:電磁誘導加熱)と 呼ばれる方法で電磁線を発生させて、この働きにより鍋自体を 加熱させる事により調理を可能とする調理器具です。

これまでの炎を使うガスコンロと比較して鍋自体を過熱することから 効率性が非常に高く、掃除等のメンテナンスも容易という特徴があります。

IHクッキングヒーターの種類(取り付け方法別)

IHクッキングヒーターは大きくの三つに分類することができます。

1ビルトインタイプ(ビルトイン型)

ビルトインとは、「作りつけ」「はめ込み」と呼ばれるように、 システムキッチンなどに対して直接はめ込むタイプのIHクッキングヒーターです。 現在販売されているIHクッキングヒーターの中でも最も多く販売されているタイプのヒーターで、 機能面も豊富なIHクッキングヒーターが多くあります。 設置には工事が必要となります。 2口IH、2口IH+RH、3口IHが商品の主流となっています。

2据え置きタイプ(据え置き型)

据え置きタイプは、現在のガステーブルなどが置かれている台に 直接おくタイプのIHクッキングヒーターです。 既存のガステーブルと置き換えるだけでよいので スムーズな取り付けが可能となります。 ただし、設置については工事が不要というわけではなく、 これまでのガスから電気に電源を交換することになりますので、 電気工事は必要になります。主に2口IHが商品の主流となっています。

3持ち運びタイプ

解説は不要かもしれませんが、持ち運べるようにしている IHクッキングヒーターです。一般的にはテーブルで鍋料理をする 際などに使うことが多いもので、調理器具というよりは補助調理器具と いうほうが無難かもしれません。卓上調理器などに見られます。

IHクッキングヒーターのメリット

効率的

IHクッキングヒーターの第一のメリットとしては加熱による エネルギーロスが小さいという点が挙げられます。 ガスコンロの場合、炎を出してその炎の熱により調理を行いますが、 コンロをつけると周囲の空気が暖かくなることからわかるように、 炎で調理する場合は熱が空気中にも分散しますので、 エネルギーの全てが鍋に伝わるわけではありません。
対して、IHクッキングヒーターの場合、鍋自体を直接暖めることになりますので、 エネルギーは全て鍋底に集中します。 そのため、熱エネルギーの利用効率(燃費)が極めて高くなっており、 省エネ効果があります。

安全性

IHクッキングヒーターの場合、何度も説明したように「炎」を使いません。 一般住宅による火災の原因の第1位はコンロによる出火ということからもわかるように、 IHクッキングヒーターは火災のリスクを大きく減らすことができます。
また、直接熱を発するわけではありませんので、 小さな子供や高齢者にとっても安全に使用することができます。

快適性

IHクッキングヒーターは、使用する電磁線の強さを調整することで 簡単に温度調節が可能です。そのため、鍋温度を一定に保つことが ボタン一つで簡単に操作することができます。 また、IHクッキングヒーターは平面デザインですので、
吹きこぼしなどの際も布巾などで簡単に お手入れができるのもメリットとして挙げられます。

IHクッキングヒーターのデメリット

一部の料理法が利用できない

IHクッキングヒーターでは、炎を出すことなく 鍋を直接加熱することで調理を行いますので、 炎を使った調理法が利用できないというデメリットがあります。

例えば、海苔を炙るなどは炎がないと難しいでしょう。 また、ガスの場合炎により鍋底だけでなく、 鍋全体に熱がいきわたりますが、 IHの場合は機械と密着している鍋底しか過熱されませんので、 炒め物などをする際はしっかり混ぜないと全体に熱がいきわたりにくい、 鍋ふりができないなどのデメリットもあります。

停電時は利用できない

IHクッキングヒーターは当然「電気」を動力として動作します。 そのため、動力源である電気が供給されない状態=停電時は IHを利用することはできません。

対してガスの場合はガス管が生きていれば使うことが可能です (ただし、電子制御のガスコンロの場合は停電時は使用できません)

使える鍋が限定される

オール電化における調理器具である「IHクッキングヒーター」は 電磁線の働きにより鍋自体を加熱することで加熱調理を行うのですが、 この電磁線が通過しない調理器具ではIHクッキングヒーターを利用することができません。

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